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> 第2回 ハイブリッド車ってなあに?
ここではクルマに関するいろんな情報を掲載していきます。
第 1 回 自動車リサイクル法ってなあに?
第 3 回 寒冷地仕様ってなあに?
世界中で頻発している異常気象や大きな自然災害。その原因として、一番大きな影響があるのではないかと言われているのが、地球温暖化です。私たちにとっても、エコロジーというテーマは徐々に重要な位置を占めてきています。特にお子さんがいらっしゃる家庭では、その意識は高いようです。「エコであるかどうか」は、家選びや家電選びでも大きなポイントとなっているのです。
もちろん、クルマ選びにおいても「エコであるかどうか」が一つのポイントになってきています。燃費の良さは経済的な理由だけでなく、地球環境にも優しいということが言えるでしょうし、ハイブリッド車の人気が出てきているのは、その“エコ”なイメージも大きく寄与しているのではないでしょうか。
今回は、この人気赤丸急上昇中の『ハイブリッド車』についてお話します。
皆様は「
ハイブリッド
」の語源をご存知でしょうか?日本語に訳すと「
複合
」とか「
融合
」という意味になります。つまり、動力源としてガソリンエンジンと電気モーターを併せ持つ車をハイブリッド車と読んでいます。
では、常に両方の動力を使っているかと言うと、そうではないですね。
メーカーによって多少の違いはありますが、
発進時・加速時にはモーターの力を使います。そして、巡航時にはガソリンエンジンだけの動力を使用しています
。
ところで、なぜ発進時・加速時しかモーターを使わないのか考えたことってありますか?常に両方を使う方がパワフルな運転ができそうですよね。
メカに詳しい方はすぐお判りだと思いますが、実は出力特性に違いがあるからなのです。
ガソリンエンジンのような内燃機関はある程度の回転数がないと力が発揮できないのに対して、電気モーターは低回転、特に回りはじめに大きな力を発揮します。しかし、電気モーターはある程度回転数が上がると力が出にくくなる特性があります。そこで、十分な力を発揮できる回転数がガソリンエンジン・電気モーターのお互いの力不足をカバーできるように組み合わされているのです。
では、現在発売されているハイブリッド車を少し詳しくみてみましょう。
まず先行している「トヨタ」。トヨタの場合、
発進時は電気モーターだけで、速度が少し上がってくるとガソリンエンジンが始動し両方の力で加速します。速度が上がり巡航(一定速度で走る)するようになるとモーターのアシストが減り、ガソリンエンジンと協力して走ります。
この場合、発進時の大きな力を電気モーターだけに頼ることになりますから、大電流を供給できるバッテリーと大きな力が出せる電気モーターが必要になります。変速機と絡めて開発時に大変苦労されたところでしょう。
一方、対抗する「ホンダ」は、
ガソリンエンジンは常に主動力源として活用し発進・加速時に電気モーターの力で補助する
という考えです。主動力がガソリンエンジンですから電気モーターに掛かる負担が小さくて済み、バッテリー・電気モーターの両方が小型化できています。
いずれのメーカーも、信号待ちなどの停止時はガソリンエンジンをストップし燃料の節約をしています。また、減速時には、今までブレーキで大気に放出していた熱エネルギーを(モーターを発電機として利用し)電気エネルギーに変えてバッテリーに蓄えるということをしています。
このように「ハイブリッド車」と言っても、メーカーによって仕組みの違いがあるのです。
ご興味ある方は、どのメーカーからどんなハイブリッド車がリリースされているのかなど、詳細はFシステムスタッフにお尋ねください。
第 1 回 自動車リサイクル法ってなあに?
第 3 回 寒冷地仕様ってなあに?